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ベアボーンPC組むよ

前回の記事で紹介したベアボーンキット(DeskMini H470)を購入したので組んでいきます。

ベアボーンキットにはPCケース、マザーボード、ACアダプターが含まれていました。
通常のデスクトップPCとは違い、電源ユニットを別途用意する必要はないようです。
ACアダプター側の仕様が120W/19Vなので、120Wまでは賄えるようですね。
CPUはTDP65Wまででした。

サイズは一般的な電源ユニットと同じくらいの印象です。
調べてみたところ電源ユニットより一回り大きいみたいですが、それでもかなりコンパクトです。
商品画像だけ見るとフルタワー等のケースと区別つきませんでしたが、それは縮尺の問題ですね。

ケースの開封は背面にある低背ネジを4本外す必要があります。
(↑の写真では既に外してあります)
フルタワーとかだと指で摘めるような形状のネジになっていて開封しやすいのですが、このモデルの場合はカスタマイズ性はそもそも低いことからあえて低背ネジにしているのかと思います。
でもSSDの着け外しもこのネジ外さないといけないんですよね・・・なんか微妙。

ネジを外した後に背面パネルを引っ張ると、マザーボードごと引き出すことができます。
(↑の写真はCPU、冷却ファン装着済みですが、ベアボーンキットに含まれているものでは無いです)
マザーボードを固定しているプレートと背面パネルが一体化していて、ケース内面のレールを通して出し入れできるようになっています。
机の引き出しみたいな構造ですね、なかなか面白いです。
PCケースとマザーボードはシステムパネルの接続があるのであんまり乱暴に引き出すと危険な気がしました。

CPUソケットは普通のマザーボードと大差なく、ロックを外してCPU載せて再度ロックすればOKです。
冷却ファン接続用の4ピンコネクタはCPU用のものがあります。
(↑の写真のメモリスロットの下側)

冷却ファンは高さが46mm以下のものなら搭載可能で、CPUに付属しているファンで問題ありませんでした。
標準の冷却ファンって今まで使ったことなかったのですが、プラスチックのピンを差し込むだけで固定できるんですね。
便利だけどちょい不安。
それとこのファン、側面の壁が無いのでケーブルを巻き込みそうで不安です。
エアフロー的にも側面はちゃんと壁作って筒状にしたほうが良い気がするのですが、天下のintel様が平気な顔してこうしてるってことは冷却性能にはそこまで影響出ないんですかねぇ。

買ってから気がついたのですが、このベアボーンキット(マザーボード)はCPUの消費電力は65Wまでなんですよね。
今回購入したCPUがCore i5 11400はTDP65Wなのでたまたま大丈夫だったのですが、全く確認せずに買ってましたw
あぶないあぶない。

メモリはSODIMM(ノーパソ用)のDDR4-2933MHzを2枚まで挿せます。
DDR3以下は挿せません。
手持ちのメモリを使おうと思っていたのですが、DDR3だったので使えず・・・
しぶしぶ以下のメモリを追加購入しました。

Team ノートPC用 SO-DIMM DDR4 2666MHz PC4-21300 8GB 無期限保証 – Amazon.co.jp

安いですね。

ストレージはM.2 PCIe Gen3とGen4、その他にも2.5インチ(通常サイズ)のSSDを2つ”別途”搭載可能です。
つまり合計で4つ乗せることができます・・・すごい!(全部同時に認識するかは不明)
M.2はマザーボードに直接接続(普通のやつ)で、SSDはまず本体をマザーボードの背面に2つ並べて固定できるスペースがあり、SSDとマザーボードの接続は専用の変換ケーブルを使って接続します。
マザーボード側の端子は特殊な形状をしています。

このタイプの端子は携帯ゲーム機とかで見かけますけど、SSDの接続方法としては見たことありませんね。
壊れやすそうですし、耐久性を捨てて省スペース化を図るためのものなんじゃないでしょうかね。

今回はM.2 PCIeのSSDを使います。
これも元々持っていたやつを使おうかと思ったのですが、元々持っていたやつはまさかのminiSATAでしたw
M.2がある今miniSATAを採用しているマザーなんて滅多にないでしょうね。
仕方ないのでこれも追加注文です。

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サイズがサイズなので安いです。
メモリより安いですね。

この他にはM.2接続のWifiモジュールを乗せることも可能ですが、私はWifiで繋ぐつもりは無いのでこれは放置します。
実は今まで使っていた放置用PCにはWifiもBluetoothも搭載されていて、WifiはM.2接続のモジュールなので乗せ替えれば使えそうな気もします。
でも使わないので・・・
とは言えWifiも普通にスピード出ますし、配線を減らす目的であれば据え置きPCでWifi使ってみても良いかもしれませんね。
あとはルーターから離れた部屋で使う場合もLANケーブル這わせるくらいならWifi使ったほうが良いでしょう。

全部乗っけて完成です。

無事UEFIも起動できました。
メモリチェック等は特にしていませんが、まぁ認識していますし別にいいでしょう。

このあとOSも無事インストールできたのですが、LANケーブル繋いでもインターネット接続ができなくて少し焦りました。
OSインストール後はまず真っ先にWindowsUpdate実行したいところですが、インターネット繋がってないと何もできないですからねw
原因はドライバで、別に思い至らなかったわけではないのですが、今まで組んだPCでは別途インストールする必要なかったような気がするんですよねぇ。
記憶違いかな。
ともかく、メインPCの方でドライバダウンロードしてきてUSBメモリでコピーしてドライバインストールし、無事インターネット接続&アップデート実行できました。

OSは一旦Windows10を入れました。
たぶん11を入れてからWindows10のライセンスキーを入力しても通ると思うのですが、11インストールの条件を満たせているかどうか分からないのでその判断を10のWindowsUpdateに委ねようと思ったのです。

全く問題ありませんでした。
性能よりも世代が大事っぽいですねぇ。
あとはWindowsUpdateに通知が来るまで静観します。

さて、そもそもの目的は黒い砂漠の放置に適したPCを組むことです。
結果、バッチリです。
ヌルヌルです。
消費電力を抑えるために画質最低、エフェクト全切り、無音に設定して完了です。
画面表示した状態(馬放置中)でCPU使用率は30~40%、GPU使用率は80~90%です。
GPU結構ぎりぎりですねw
最小化状態だとCPUは1~10%、GPUも1~10%、メモリは画面表示に関係なくどの状態でも約5.6GB使用(8GB積んで74%)です。
完璧です。

費用はハードで50,620円、OSは昔購入したものですが、Windows10 HomeのDSP版で16,930円です。
今はアマゾンで15,724円で買えるっぽいです。
うーん・・・起動できて放置もできる最低条件よりは遥かにオーバースペックなので、値段も高くなってしまいましたね。
後悔はしてないですけどねw