なんだかんだで4エンド全部回収するまでプレイしました。
総評としては、前回の記事とほぼ変わりません。
ゲーム部分は面白いし、シナリオは微妙です。
このシナリオは素人が書いたんか、ってくらい適当さが目立つんですよねぇ。
エンディング4つあるのですが、道中の分岐は途中途中で元の1本道に戻って来るんですよ。
つまり大枠の展開があらかじめ決められているところにルートに応じた肉付けをしている形なので、結構無理やり展開させている話もあるんですよね。
不正に加担した結果七聖人になったところとか、リアルに「は?」が出ました。
最終分岐のロランの判断も突拍子がなさ過ぎて笑いましたしね。
そこに持っていくまでにわかりやすい伏線を散りばめておけばまだ良かっただろうに。
素人がシナリオ書くのは別に良いですけど、ディレクターは何をしてたの?って話です。
新規IPなので予算がなかったのかもしれませんけど。
そう考えると、シナリオちゃんとしてるゲームって実はすごいことなのでは?と思ってしまいました。
オクトラ2のヒカリのシナリオとか個人的にはかなり好きです。
分岐が無い分芯を通しやすいのかもしれませんけど、それでいえばタクティクスオウガとかどうなん?ってね。
シナリオのことで1つ思い至ったことがあります。
このゲームのシナリオは今よりはるか昔の世界観で、塩が貴重な世界のお話なんです。
塩を巡って戦争が起きる話で、ファンタジーっぽさは薄いんですよね、話としては。
にもかかわらず職業はファンタジー風だし、魔法もあるし、そこが違和感の原因のような気がします。
もう1つ違和感があるのは、基本的に人間以外のモンスターって出てこないんですよ。
モンスター級のデカさの鷹は多数登場しますが、鷹単体で戦うことはなく、人が乗って戦います。
塩を使って発明したダイナマイトとか、そのダイナマイトを使った高威力の大砲とか、魔法が存在する世界になぜそれが必要になるの?っていうのがムチャクチャ違和感です。
考えれば考えるほどいい加減なシナリオでした。
ゲーム自体はそこそこ楽しめたので、仲間はトラヴィス以外全員集めて全員50lvにしましたし、クラスチェンジも武器強化も最大までやりました。
使うことないだろうなーと思っていたらまさかの最後で全員使うことになるという・・・笑
そのとき気がついたのですが、推奨lv50の戦闘に30lvのキャラとか出してなにか行動させると簡単にレベル上がるんですよね。
49lvくらいまでは一瞬で上げられましたし、49→50でも2、3回行動すれば上がるのでレベル上げ自体はかなり楽な部類だったのかもしれません。
アビリティ?については主要キャラは全部取得してありますが、サブキャラは1つ2つ埋まってないものもある、って感じです。
特級素材が高すぎてさすがにめんどくさくなりました。
難易度はずっとノーマルです。
2周目以降ハードにしようかと思ったのですが、ハードだと理不尽にワンパンされる率が高くてやめました。
縛りプレイじゃないですけど、なんとなくノーデスを目指したくなるじゃないですか。
ノーマルでも結構サクッとツーパンされることとかあったのと、ちゃんと周回しきることを重視した結果ノーマルで最後までプレイしました。
ハードは面白さより理不尽さが勝ちそうな印象です。
ここまで酷評したゲームってなかなかないです笑
気軽にプレイできたのでダラダラと最後までできましたけど、まーあ微妙なゲームでしたね。
正月休み長いし暇なのでまた何かプレイしようか迷い中です。
黒神話かElinかMomodoraかオクトラか。
積んでるゲームたち。
とりあえずオクトラさっさと全クリすべきですかね・・・笑