日記メインのゲームブログです。

AMS2 Pro買った・・・が。

買いました。
6万4千円だったかな・・・A1mini買えるでこれ。

AMS2 Proはフィラメント4ロール同時セットが可能で、乾燥機能付きです。
乾燥機能の最高温度はAMS HTに比べると20℃くらい低く、65℃までです。
TPUの場合80℃くらいで乾燥させる必要があるらしいので、AMS2 Proだと微妙かもしれません。
それはともかくメインはフィラメント4つの切り替えですね。
もちろんこれが目的で買いました。
サポート材を使用したかったのです。

これは姪っ子にあげるつもりのカエルのおもちゃです。
まずはサポート材なしでスライス。
0.1mm層の0.2mmノズルで3時間です。
次にサポート材を有効にしてみます。

なんと19時間に膨れ上がりました笑
6倍以上です。
さすがにきつい・・・これ設定の問題なんでしょうか?

時間が膨れ上がる原理はわかるんですよ。
フィラメントを切り替えるにはノズルまで伸びているフィラメントを巻き上げたうえで、次のフィラメントでロードとパージをするはずです。
BambuLabの3Dプリンターは1層ごとにすべて印刷仕切ってから次の層に移り、下の層に引き返すことはありません。
つまり1層目で青を印刷したあと白に切り替えて印刷し、2層目で白を印刷した後青に切り替えて印刷する、という流れになっているはずです。

この場合は切り替えが2回だけですが、

この場合は切り替えが4回になります。
先ほどの画像をよく見てみると、フィラメント切り替え回数が90になってました笑
サポート材の有り無しで印刷時間は16時間の差があるので、割る90すると1回の交換にかかる時間は大体10分ですかね・・・
次の層に移るたびに青に戻しているとは考えたくないですが、もしそうだとしたら今後のファームウェアアップデートで改善されるかもしれません。

ちなみにパージ剤を有効にした画面で奥に写っている四角いブロックですが、これはフィラメント切り替え後にノズル内の圧力を安定させるためのものらしいです。
プライムタワーと呼ぶそうです。
知らなかったのですが、ロード後ってノズル内の圧力が低いらしく、その状態だと綺麗に出力されないみたいなんですよね。
ただ樹脂を溶かして垂らして重ねているわけではなく、多少圧力をかけて押し重ねているようなイメージだと思います。
そんなテクニカルなことしてるとは思いませんでした・・・
単色で印刷したときにも一番最初にビルドプレートの一番手前にピーっと1本線を引いてますが、これはノズル内の圧力を安定させるための動作なのかもしれません。

カエルは別にどうでも良いのですが、主目的のほうが問題です。
サポート材使わずに単色で印刷しても、パーツによっては8時間とか掛かってたりするんですよ。
6倍と仮定しても丸2日稼働しっぱなしになります。
サポートが接する曲面が増えれば増えるだけ切り替え回数も増えるはずなので、そもそも6倍じゃ済まないと思います。
音も気になるし温度上昇も気になるし、何より時間がかかればかかるほど途中で失敗するリスクも高まると思うので戦々恐々です。
そのリスクを考えると、サポート材使わずに頑張って手動で表面処理したほうが遥かにマシじゃないですか?笑
これは想定外でした・・・

パッと思いつく対策としては、モデルの改善です。
サポートなしで印刷できるように細かく分割するとか。
どっちにしろ手間はかかりますね・・・

ちなみにH2Dっていう機種が最近?リリースされています。
これはノズルが2つ付いてるんですよ。
なんて素晴らしい機種なんだ!って感じですが、50万近くします笑
P1Sのアタッチメントでノズル2つとか出ませんかね・・・
上位機種が売れなくなるようなことをするとは思えませんけどね・・・

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