今使っているPCはスペックが低すぎるみたいです。
ものは違うのですが、こんな感じのやつを使っています。
値段は2万円でWindows10 Proで他のスペックは忘れました。
このブログでも昔紹介したと思います。
・・・というか↑のパソコンめっちゃ安いですね。
組み込み用途では有能かも。
今使っているものはファンレスなのですが、外付けのUSBファンを取り付けて筐体に乗っけて冷却しながら使っています。
筐体は金属製でヒートシンクのような形状をしていて、分解してみたところCPUと密着するような形になっていました。
小型のファンレスPCはだいたいこんな構造なのかもしれませんね。
ストレージ、メモリはスペック的に不足していたので交換してあるのですが、どうやらCPUとGPUが貧弱なようです。
黒い砂漠を起動して少しの間ならカクつきながらも多少の操作は可能ですが、早めにタスクトレイにしまっておかないとフリーズします。
タスクトレイにしまっておけば何時間でも馬放置できます。
つまり、GPUがボトルネックになっているんですかねぇ。
まずは黒い砂漠の必要スペックを確認してみます。
黒い砂漠| PEARLABYSS (playblackdesert.com)
必要動作環境は、
CPU | Core i3 |
ストレージ | 41GB以上 |
メモリ | 4GB |
GPU | GTS 250 GeForce 9800 GTX Radeon HD 3870 X2 |
OS | Windows10 |
こんな感じですね。
OSはWindows10になっていますが、Windows11でも動くことは確認済みです。
将来性を考慮するならWindows11前提で考える必要がありそうですね。
個人的な条件ですが、サイズは小さい方が良いです。
スリムタイプ横置きならギリ許容範囲内で、ミニタワーなら縦置きでもいいかな・・・
ベアボーンキットによくある小型(特に規定のサイズはないと思う)が一番良いのですが、このタイプはケースもマザーボードも専用に設計されていて冷却ファンを装着できない可能性が高いので避けたいところです。
3Dゲーム動かすのにファンレスはありえないです。
さてまずはCPU選定です。
今使っているCPU(ちゃんと調べましたw)を基準に、必要スペックのi3とその近辺のCPUを並べてみます。
※スコアはPassmarkのものを調べて記載しています。
サイトによって微妙に数値が違ったりしていますが、数値を求めることが目的ではなくコスパの目安を知ることが目的なので細かいところが気になる方はご自身で調べてみてください。
CPU | スコア | コア/スレッド | 消費電力(TDP) | クロック | グラフィックス | 値段[円] |
A6-1450(使用中) | 971 | 4/4 | 8W | 1 | Radeon HD 8250 | 不明 |
Core i3 10105F BOX | 9070 | 4/8 | 65W | 3.7 | 無し | 10,370 |
Core i3 10105 BOX | 〃 | 〃 | 〃 | 〃 | UHD Graphics 630 | 13,980 |
Core i5 10400 BOX | 13073 | 6/12 | 65W | 2.9 | UHD Graphics 630 | 19,970 |
Core i5 11400 BOX | 17629 | 6/12 | 65W | 2.6 | UHD Graphics 730 | 22,680 |
Ryzen 5 3500 BOX | 12627 | 6/6 | 65W | 3.6 | 無し | 19,580 |
・・・使用中のCPUえぐい雑魚ですね。
i3の8世代以上の最安値がたぶんi3 10105Fなんですけど、スコアが約9倍ですw
この感じだったらCPUは今現在販売中の最安値でもいいのかなぁ。
気になったのでベアボーン(小型)についても少し調べてみました。
キット名 | CPU | スコア | 消費電力(PC全体定格) | GPU | 値段 |
Mini PC PN51 AMD Ryzen 5 5500U PN51-B-B5048MD | Ryzen 5 5500U | 12847 | 65W | コア:7 周波数:1.8GHz | 47,000 |
NUC11PAHi5 | Core i5-1135G7 | 12148 | 40W | 周波数:1.3GHz | 45,480 |
Mini PC PN50 PN50-BBR027MD | Ryzen 7 4700U | 14231 | 90W | コア:7 周波数:1.6GHz | 48,279 |
4X4 BOX-4300U/JP | Ryzen 3 4300U | 8004 | 90W | コア:5 周波数:1.4GHz | 35,100 |
スコアを見た感じだと悪くはないですが、やはり冷却性能を考えると今回の用途としては微妙ですかねぇ。
でもSoCってコスパ高そう・・・どうなんでしょう。
次はGPU(グラフィックス)です。
今使っているCPUと、黒い砂漠の必要条件になっているものと、市販されているものを調べてみます。
GPU | スコア | コア周波数[GHz] | 消費電力(TDP) | 値段 |
Radeon HD 8250 | 203 | 0.3 | 不明 | 不明 |
GTS 250 | 616 | 0.7 | 150W | 12,800 |
GeForce 9800 GTX | 769 | 0.675 | 140W | 30,000 |
Radeon HD 3870 X2 | 708 | 0.825 | 165W | 不明 |
GT 1030 | 2588 | 1.2 | 30W | 11,424 |
GT 710 | 640 | 0.954 | 19W | 7,950 |
UHD Graphics 630(i5 10400) | 1348 | 1.15 | 15W | 不明 |
UHD Graphics 730(i5 11400) | 1545 | 1.3 | 15W | 不明 |
Radeon Graphics(Ryzen 5 5600G) | 不明 | 0.98 | 15W? | 不明 |
うーん、調べ方がよくわからん・・・
コア周波数とか、max clock frequencyとbase clock speedというのがごちゃまぜになってるかも(
とりあえず上4つは正確性が怪しいです、特に値段。
単純に売りに出てないからプレ値ついてる感じだと思うのですが。
消費電力にしてもGPU単体ではなくグラボ全体なんじゃないかと思うのですが、ちゃんと調べてないのでわからないです。
GT2つはグラフィックボードで売っているものなので、まぁ正確だと思います。
値段とスコアの関係もわかりやすいですね、GT1030はスコアがやけに高いですがw
i5 10400のUHD Graphics 630辺りが落とし所なのかなーと思っています。
RyzenシリーズのAPUも調べたかったのですが、情報が少なくてよくわかりませんでした。
RyzenのGがついてるやつがAPUなのですが、グラフィックスはどれも”Radeon Graphics”としか記載されていなかったです。
IntelのUHD Graphicsよりは性能が良いらしいのですが、APU自体が高いのでコスパはそんなによくなさそうです。
SSDとかメモリはまぁいいでしょう。
速い遅いは当然あるでしょうけど、そこまで重要な要素ではないと思っています。
すごい雑調査ですが、結論。
黒い砂漠の放置用PCを組む上で、現状の雑魚PCでも最低限動作することを踏まえ、かつ公式が公開している最小スペックを満たす構成を組む場合、概ね4~5万円もあればいけるんじゃないかと思います。
Ryzenはちょっと割高(おそらくミドルレンジクラス以上でコスパ変わってくる?)なのでIntelを採用し、
価格.com – ASRock DeskMini H470/B/BB/BOX/JP 価格比較 (kakaku.com)
この辺のベアボーンキットと、
価格.com – インテル Core i3 10105 BOX 価格比較 (kakaku.com)
この辺のCPU(グラフィックス搭載)で3.4万円。
価格.com – キングストン HX429S17IB2/8 [SODIMM DDR4 PC4-23400 8GB] 価格比較 (kakaku.com)
メモリと、
価格.com – 東芝 THNSNF128GCSS 価格比較 (kakaku.com)
SSDは適当に安いやつで合わせて約1万円。
※追記 2021.10.25
もともとリンク貼っていたSSDは使えない可能性があったので修正しました。
M.2と2.5インチ両方使えるのですが、M.2の方が同じM.2でもいくつか種類があるらしく、よくわからないので2.5インチの方に変更しました。(値段も安いし)
これで一式揃いましたかね・・・と思いましたが、あとOSw
そうなると合計で6万円くらい?
2万円のPCより性能は遥かによくなりますが、値段も相応に上がりますよと。
黒い砂漠の必要スペックよりは多少余裕のある構成になっているので、CPUはi5 10400に下げて、ベアボーンキットもマザボとケースバラで買えれば多少は安くなるのかな・・・?
価格コムで調べたみたところ、LGA1200(Intel)のMini ITXマザボは最安値が14,200円、AM4(AMD)は11,000円、PCケースはMini ITX用だと5000円、Micro ATXまで対応だと2800円のものがありました。
下げようと思えばもうちょっと下げられるでしょうし、必要スペック満たしていなくても動いている例(私の今の放置PCw)もあるので、その辺りはお財布と相談ですかね。
というか真面目にスペック満たそうとするとこんなに高くつくとは・・・さすがは黒い砂漠。
動く保証はないけど2万円の小型PCでも良いと思う(
買うものは決まったので後日レビューします。
ASRockのベアボーンキットとi5 11400買います。
OS、メモリ、SSDは手持ちのものを使います。
消費電力も抑えめですし、割と満足の行く構成かなーと思っています。
ちなみに今使っている2万円のPCだとbluestacks(スマホのエミュ)が動かなかったので、そこも改善させたいなーと思ってスペックは少し高めにしてあります。
メインPCはしばらくいじるつもりないです。
一時期グラボが挙動不審でしたが、今はなんとも無いので完全に死ぬまで使います(
※追記 2021.10.25
↑の方にも書きましたが、SSDの選定が間違っていたので修正しました。
同じM.2でも複数の通信規格があるらしく、対応してないやつを挿しても動かないそうです。
紹介したASRockのベアボーンキットの場合、M.2 PCIe Gen3とGen4に対応しているようです。
通信規格に関する話はこの辺。
NVMeについて、SSDを選ぶ際に必要な用語「M.2」や「PCIe」や「AHCI」などもあわせてご紹介|ドスパラ通販【公式】 (dospara.co.jp)
速度的にはM.2 PCIeが速くて、その中でもGen4は一番速いらしいですけどCPUがIntelのCoreシリーズの11世代のやつじゃないとだめみたいです。
Core i3 10105は10世代でCore i5 11400は11世代です。
まぁ今回の用途は的にはそこまで拘らなくても良いでしょう、Gen4高いし。
実はベアボーンキットとCPUは注文して既に手元に届いているのですが、もともと持っていたメモリとSSDが両方とも規格合わなくて使えないことが発覚し、追加購入することになってしまいました(
もともと放置用で使っていた小型PCのものをそのまま載せ替える予定だったのですが、メモリはDDR3、SSDはminiSATAでしたw
※更に追記(2021.10.26)
製品規格の方を見たらこんな記載になっていました。
1行目の2xSATAは別口なのですが、2行目の1xウルトラM.2ソケットを見ると・・・SATAにも対応してるっぽい?
手元に無いので試すことはできません。